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MR-S V-UP16取り付け

このMR-Sはターボですが、エンジンはノーマルのままボルトオンターボ仕様になっています。

V-UP16の説明をします。

V-UP16は、イグニッションコイルへの供給電源を16V近くまで昇圧して

送る事で、プラグの火花が強くなり、ガソリンの燃焼を良くする効果が有ります。


配線加工の説明から始めます。

ロッカーカバーを外し、イグニッションコイルと配線カバーを取り外します。


DSCF2237.jpg


カバーの爪を外し配線を取り出し加工しやすいように配線に巻かれたテープを取ります。

イグニッションコイルに付いていた配線のカプラーで、写真右側の黒に赤ライン線が

電源線で、この線をカットしてV-UP16の配線を割り込ませます。



カプラーは黒とグレーの2種類がありますが、電源の位置は4個とも同じで色は、黒に赤ライン配線になります。


DSCF2232.jpg


DSCF2233.jpg

配線ですが、イグニッションコイルが4個で各カプラーに電源が供給されています。

実は供給の配線が4本有りますが、車両側から1本の供給電源で来て、4個のカプラーに分けています。

車両側で元の1本の電源供給線を探すのが困難なので、カプラーの近くで加工する事になります。


V-UP16から供給する電源が、イグニッションコイルのカプラー4個に接続する為に、

黒に赤ライン配線を1本になるようにオレンジ色配線で延長配線します。



カバーを外した配線でカプラーに行く、黒に赤ライン配線の4箇所をカットします。

カットした4本の配線の車両側の1本を、V-UP16の電源供給の赤色配線に繋ぐように延長配線します。

車両側のカットした残りの3本の黒に赤ライン配線は、絶縁加工をして下さい(使用しません)

イグニッションのカプラー側の4本は、V-UP16の出力のオレンジ色配線に繋ぐように延長します。


DSCF2227.jpg

イグニッションのカプラー側はV-UP16出力側のオレンジ色配線を繋ぎ、

車両側の黒に赤ライン配線を3箇所絶縁します。



車両側の絶縁しなかった1本の黒に赤ライン配線に、V-UP16電源供給用、赤色配線を繋ぎ延長します。


DSCF2227.jpg

V-UP16に接続する延長配線が完成しました。

V-UP16と接続する為に、ギボシ端子を取り付けます。

このギボシ端子は、ノーマル状態にする時に使います。

エンジン側の赤色配線(電源供給)にメスのギボシ端子をオレンジ色配線にオスのギボシ端子を付けます。


DSCF2229.jpg


今回は、V-UP16を右側に取り付ける為に、ロッカーカバーに配線が出せる様に

切り込みを入れて配線が、つぶれない様にします。



DSCF2264.jpg

加工した配線をテープで巻いてカバーに入れます。


DSCF2238.jpg


V-UP16は、今回右側のショックの前に取り付けます。



DSCF2260.jpg


この位置にV-UP16を取り付けが出来ます。



DSCF2262.jpg


両面テープとタイラップで固定してください。


V-UP16のアース線は、ボディーのこの部分に取り付けます。


DSCF2259.jpg


ここまで外したので、イグニッションコイルを付ける前にプラグも確認してください!!

今まで交換していないのなら、この際新品のギャップが1,1mmのイリジュウムがお勧めです。


配線カバーをヘッドに止めてから、イグニッションコイルを取り付けて下さい(逆は無理ですよ)

カプラーを確実に取り付けて、V-UP16の配線をギボシ端子で繋ぎ(アースも確認してから)

エンジンを掛けてください! 


DSCF2263.jpg


エンジンが掛かれば問題ありません!!


カバーを元通りに付けて完成です。


DSCF2265.jpg




エンジンが掛からない時は、V-UP16を延長線と繋ぐ為のギボシ端子を外して

エンジン側で繋いでください!



この状態でV-UP16は使わない、ノーマル状態になります。

この方法で、ノーマルとV-UP16の比較をする時にも便利ですよ

(V-UP16側の配線は絶対繋がないで下さい、ショートして壊れる可能性があります、注意してください)



DSCF2266.jpg


この状態でもエンジンが掛からないときは、エンジン側の加工した配線を確認をして下さい!!




早速  テスト走行です!!



暖気が完了してから、走ってみると、ゆっくりスタートした時のエンジンの落ち込みが

ノーマルの時より少なくなり、各ギアでエンジンが軽くなっています。


試しに、5速1200rpmからの加速しても、問題なく加速できますね

この領域はターボが効かないので、NAエンジンでも同じ効果が期待できますね

走行状態での変化は、アクセルをV-UP16取り付け前よりも踏まなくても

同じスピードが維持できる用になった事です。

殆んどターボが効いていない回転数でも、V-UP16の効果は絶大です。



何処のギアからでも楽に加速ができるので、スタートは1速で、シフトアップする時は

2速を飛ばして、3速にいれて、次のシフトアップは、5速と1速飛ばしのかなりラフな使いが可能でした。



今度はV-UP16の配線を抜き、ノーマル状態になる様にギボシ端子を繋ぎます。


先ほどと同じ、5速1200rpmからの加速ですが、加速するのですがガサツな感じで、

加速も回転の上がりが遅く感じます。



結果は、V-UP16使用でレスポンスにパワーとトルクが上がった感じで、エンジンの排気量アップと

カム交換をした様な、高回転まで良く回ります。MR-Sが、とても楽しい車になりましたね!!


V-UP16の効果で、レスポンスが上がった事で、アクセルON OFFでの

エンジンブレーキの効きが、はっきり出てしまうのが少し気になる位です。



この状態を緩和する為に、次はレデューサーを取り付けて、マイルドでレスポンスの

良い仕様にしてみましょう!!


取り付け方法は、次回に紹介します。

(今回のMR-Sはターボ付きの為にノーマルMR-Sと違う部分も有ります)








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プロフィール

twintop

Author:twintop
有)Twin Top  
(ツイントップ)車両製作など,
トータルチューニングの店です。

レデューサーは
ツイントップweb shopより
送料無料で購入できます。

V-UP16はWeb shopより
購入できます。

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